11/20(金)日本知財学会主催「知財会計・経営分科会第33回サロン」に登壇

🌼講演のお知らせ🌼

来週11/20(金)18:30~青山学院大学青山キャンパスにて開催される、日本知財学会主催 知財会計・経営分科会第33回サロンに、代表の山内あやりが登壇いたします。
テーマは「食のマネジメント・伝承と知財保護」
その中で「江戸しぐさ」の観点から食の伝統についてお話させて頂きます。

当日の内容(一部です)↓↓↓

■食にまつわる「江戸しぐさ」

江戸料理の心得 / 現代で言う「食育」―見習う心は自発から
基本が応用で応用が基本なり

・神明女(しめじょ)―料理上手の基準
・江戸そっぷと江戸のエコ
・江戸汁粉
・魚屋しぐさー俸手振り商人の心づかい
・江戸わずらいー白飯から蕎麦へ 大根料理
・生きの祝いー江戸の親が子供に最初に教えたことは?

魚屋の棒手振り「凞代照覧」

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※参考資料 凞代照覧(絵巻)文化2年(1805)ベルリン国立アジア美術館所蔵   【棒手振り】【江戸わずらい】

ご興味を持たれた方は、詳細を下記のページからご覧ください。参加費は無料です。

✤日本知財学会
http://www.ipaj.org/bunkakai/chizai_kaikei/event/33th_salon.html

 

2015.10.30(金)徳川家康公 顕彰400年記念・江戸しぐさツアー

江戸しぐさ静岡支部イベントツアーのご報告です。約30名の皆様にご参加頂きまして、盛会となりました。(今年4月に採択された国の補助事業の一つとして、当協会を運営する株式会社アートプランナースの企画により実施致しました。)

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今年は何と言っても、徳川家康公顕彰400年の記念年。今回の江戸しぐさツアーも静岡市内にある家康公や徳川家ゆかりの地を巡りました。その行程は・・・

★午前中→臨済寺(今川氏の菩提寺で人質時代の家康公が教育を受けた臨済宗のお寺を拝観。)
★ランチ→浮月楼にて
「東海の名園」と言われ、元々は徳川家の代官屋敷です。慶喜公が明治元年から30年間住まわれていたお屋敷跡で、静岡で最も格式が高い由緒あるお庭です。現在は料亭になっていて、メニューは、グルメで健啖家だった慶喜公が好んで召し上がったという、静岡ならではの食材が盛り込まれています。

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お食事の後は、静岡県庁の展望室から市内を眺望し、家康公の隠居の地となったここ静岡(駿府)の歴史について資料をもとにたどりました。(展望室より真下に、その駿府城跡をのぞむことが出来ます)

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★そして、ツアーの最終目的地、静岡浅間神社(家康公が人質時代に自ら元服を行った場所)を参拝して終了しました。

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およそ265年間の平和と共生が築かれた江戸時代の始まりを作った家康公が人生の最後に選んだのは、ここ、静かで穏やかな駿府の地でした。

私にとっても、思い出深い母校である静岡雙葉中学、高校時代を過ごした御所でもあり、今回のツアーはとても感慨深いものがありました。
心を育ててもらった地元静岡への感謝の気持ちと、家康公への尊敬の思いを込めた企画の実施となりました。 山内あやり

 

2015.10.18(日)名古屋栄中日文化センター「朗読で江戸に親しむ」

講座のご報告です。名古屋栄中日文化センターで開講中の、山内あやりの朗読講座「朗読で江戸に親しむ」大変多くの皆さまにご出席頂き無事完了しました。

その生徒さんのお一人、宮口さんという82歳女性から意外なお話を聞くことが出来ました。
江戸しぐさ「傘かしげ」の説明をしたところ・・・

「昔は『江戸かしげ』って言ってたので、ずっとそうだと思っていたんですけど正しくは、今そう言うんですね…」とおっしゃるのです!!!

驚いて聞き返しました。「え?『江戸かしげ』という言葉が既にあったのですね!?」

”日本人のゆかしさを表すしぐさ”として、子どもの頃、名古屋の御祖母さまから教えられたのだそうです。現在82歳の方の御祖母さまとなると…非常に江戸に近いお生まれの方ですね。

日常の何気ない思いやりは、江戸も現代もこうして言葉は変われども、確実に存在し伝えられてきたのだと確かめられた嬉しい出来事でした。

【写真】講座のあと生徒さん達がお祭りに連れていってくれました。そして、5月に講演でもお世話になった名古屋経営会の方々と。名古屋市内は秋祭りで大賑わいでした。中心地にある公園では食フェスが開催されていて”名古屋めし”を大いに堪能させて頂きました。今回も充実のひと時に感謝いたします。

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2015.10.10(土)多摩市立貝取小学校 道徳授業公開講座

講演のご報告です。東京都多摩市立貝取小学校、貝取ホールで行われた道徳授業公開講座に登壇しました。本日は親御さん向けの江戸しぐさ講座でした。

テーマは「豊かな心・思いやりの心を育てる」
江戸時代の段階的養育法を例に、お話をさせて頂きました。

江戸の商家では「九つ言葉」といい、9歳までに”世辞”が言えて一人前とされていました。現代の”お”世辞とは異なり、そもそも世辞の意味するところは、相手への心遣いを言葉にしたもの。例えば、「こんにちは」と挨拶したあとに、私たちは自然とひと言、相手を気遣う気持ちを言葉にしていると思います。
こんにちは、今日は一段と冷え込んできましたね。お元気ですか?お仕事ご活躍ですね。お母さんの具合はその後いかがですか?・・・など、反射的に思いやりの言葉を足しています。じつは、相手を気づかう心は、本来誰にでも備わっているはずの感性なのです。江戸に倣うなら、大人の役目は、そういう心がすくすくと育つ土壌をしっかりと作ることなのでしょう。

思いやりは、言葉や行動にしてこそ伝わるもの。
9歳までに自分の言葉で思いやりが伝えられるように心を養わせたという、江戸の”いき”な子育てを紹介しました。
先人の知恵、今に活かせるヒントがまだまだありそうです。

 

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2015.10.5(月)茨城県坂東市飯島小学校 思いやり集会

講演のご報告です。秋葉原からつくばエクスプレスに乗って30分。茨城県坂東市にある飯島小学校におじゃましてきました。全校生徒92名が体育館に集まって待っていてくれました。今回は、思いやり集会「江戸しぐさ」に学ぼう、というテーマです。

「傘かしげ」「こぶし腰浮かし」を一緒に体験して、言葉で歩みよるやさしさ「うかつあやまり」のお話をしました。江戸しぐさを通して”思いやりの心を伝える大切さ”を体感してほしいという思いを込めて務めました。45分間、共に楽しく学びました。

最後に、生徒代表の6年生から、江戸しぐさは「お互いが気持ちよく暮らすための心構え、知恵と思いやり」だとわかり、これからの学校生活に生かしていきたいと思います という嬉しい言葉をもらいました。子ども達の笑顔に囲まれた幸せな時間に感謝した一日となりました。

写真は、一部、飯島小学校ホームページにも掲載されています。(許可を得てこちらにも載せています)

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2015.10.3(土) 第一回「ゑ戸端会議」in浅草むぎとろ

主催イベントのご報告です。浅草で開催いたしました、日本江戸しぐさ協会・秋の会員交流会「第一回ゑ戸端会議」は、約30名の皆様にご参加頂き、無事盛会となりました。

今回は会員向けに席数を限定したため、やむを得ずお断りすることになってしまった方々には大変申し訳御座いませんでした。次回のイベントには、是非ご参加頂けますようお待ちしております!

当日は、設立より今日までの活動報告にはじまり、当会の理念と今後の指針などを代表の山内あやり よりお話させて頂きました。乾杯の後、お食事と歓談に時間を取り、後半は、会員の紹介や今後のお知らせ等を致しまして、あっという間の3時間(~半以上)となりました。

もちろん、江戸しぐさについても、自然な流れの中で皆さまと語らいました。ご多用のところ、お付き合いくださいました会員の皆さま、素敵なひと時をご一緒させて頂き誠に有難うございました。また、今回参加は叶わなくても、いつも応援してくださっている皆様に大変感謝申し上げます。

皆様から頂いたお力を次回に反映させて、より有意義な会に育てていきたいと思います。
今回も集合写真、撮るの忘れてしまいました~!(色々な方からお写真お借りしてすみません) 山内

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2015.9.10(木)東京アナウンス学院講義

東京アナウンス学院声優科の特別授業に、代表の山内あやりが登壇しました。

芝三光江戸しぐさ振興会からのご紹介です。表現者として大切なことは、「江戸しぐさ」で伝えられる数多ある心がまえの言葉のなかにギュッと詰まっています。声優志望の24名の生徒さんたちと三時間半にわたる長丁場でした。大変貴重な時間でした。

講義の終わりに突然、『山内さんが日々心がけていることを教えてください』という質問を受けたので答えました。

『それは…「すぶり」ですね。』
『?????』
『素振りをしないでバッターボックスに入る打者はいないでしょう。そういうことです。』これは、私が大学生の時、ラジオの仕事を始めたばかりの頃、担当プロデューサーに言われて影響を受けた言葉でした。
『ましてや 私たちはホームランを打とうとしてるんだからなおさらでしょう!?。。。(つづく)』

江戸しぐさでいう「お心肥(おしんこやし」。まさに江戸しぐさの真髄となる教えです。

頭に知識を詰め込むだけでなく、手足を使って五感をフル稼働させて体得することが人を成長させ、技術を本物にする。その反復練習でしか身につかない大切な道のりです。日々コツコツと続ける「おつとめしぐさ」という言葉としても伝えられています。。。

写真の書籍は、私が約20年前、声優を目指したときのテキスト。懐かしくて本棚から取り出してみました。大切なことって、その根っこは何年たっても変わらないものですね。(山内)

 

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10/18(日)名古屋・栄中日文化センター(朗読講座)開講のお知らせ 

名古屋での講座開講のお知らせです。

栄中日文化センターでの朗読講座が改めて10月開講となります。
タイトルは「朗読で江戸に親しむ」
言わば江戸の”ソフト”の部分である「江戸しぐさ」の考え方を”声の表現”として体現する講座。声の仕事に携わってきた専門家でもある山内あやりが、講師を務めています。
一般の方向けの内容になりますので、お近くにお住まいの方や興味を持たれた方はぜひお気軽にご参加くださると嬉しいです!

今回も、テキストは江戸で一世を風靡した歌舞伎役者・市川団十郎の十八番「外郎売のセリフ」です。現代語訳で解説しながら意味を捉えて、当時の文化背景をたどりながら、江戸の心を語ることで”伝わる表現”を一緒に体得したいと思います。
講義の後半は、江戸の小話を教材に用いて、話に”オチ”をつける表現を学び実践します。

江戸しぐさも、こういう活かし方ならまた親しみやすいかもしれませんね。
皆さまのご参加をお待ちしております。

【お問い合わせ先】
名古屋・栄中日文化センター
0120-53-8164
http://www.chunichi-culture.com/center/sakae/

朗読で親しむ江戸の心 (002)

   💖満員御礼のお知らせ💖 

日本江戸しぐさ協会  秋の交流会『ゑ戸端会議』in浅草

💖満員御礼のお知らせ💖

第1回『ゑ戸端会議(えどばたかいぎ)』は、会員の皆さんをはじめ、おかげさまで多くの方のお申し込みを頂きました。数日前に定員をオーバーしてしまい、席をできる限り増やしてもらったのですが間に合わず、この投稿をもちまして一旦締め切らせていただきます。やむを得ずお断りする事になってしまった方々には大変申し訳なく存じます。

今回は会員を中心とした懇親会を趣旨とするため、広くはお声かけせず、お席も限らせて頂いた次第です。しかしながら、当会に興味を持って頂く方が沢山いらっしゃることを知り、感謝の気持ちが増しました。また次回、多くの方が参加できるような企画をご提案させて頂きますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。当日は30名近い方々のご出席を予定しています。

代表理事 山内あやり

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10/3(土)秋の交流会『ゑ戸端会議』in浅草のご案内

日本江戸しぐさ協会 主催
秋の交流会『ゑ戸端会議』in浅草 のご案内

朝夕は秋の風を感じるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、当会主催、お食事会のご案内です。

かつて長屋で暮らす江戸っ子たちは、共同で使う井戸の傍で、水くみや洗濯をしながら、他愛のないおしゃべりを交わしたそうです。世間話や情報交換に会話を弾ませ、いつしか皆が集まる憩いの場ができたといいます。

秋の交流会、第1回『ゑ戸端会議(えどばたかいぎ)』は、会員の皆さんをはじめ、
当協会の活動を知りたい方や江戸しぐさに興味のある方のご参加をお待ちしています。
楽しいお食事会にしましょう。

■日時:10月3日(土)18:00~21:00
■場所:浅草 むぎとろ別館 1階(貸切)
■交通:地下鉄銀座線浅草駅 4番出口から徒歩3分
地下鉄浅草線浅草駅 A3出口から徒歩1分
■Web:http://www.mugitoro.co.jp/index.html
■会費:お一人5,000円(税込)※飲み放題付き
◎当日の内容
■18:00~18:30
・活動報告
・江戸しぐさの現在と経緯
・今後の活動方針と予定(アンケート、資料など配布)
■18:30~21:00
・お食事(会員紹介など)
■お問い合わせ
一般社団法人 日本江戸しぐさ協会
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-6-7-6階
・tel/fax03-5848-6106
・info@edoshigusa.jp
・Web: http://edoshigusa.jp/
※ご参加を希望される方は事前にお申込みください。
※会費は、当日会場にて現金でお支払い頂きます。
※今回は、「浅草むぎとろ」様のご厚意で、通常の約半額の予算で
ご提供頂けることになりました。
※会員以外の方もご参加頂けますが、席が限られていますので
お早めにお問い合わせください。

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